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2012年2月 4日 (土)

Facebook vs. 東京電力

剣呑なタイトルだが、何も含んでおりません。
Facebookが上場する、という記事を読んでふと思ったこと。

CEOのマーク・ザッカーバーグはさらに
「簡単に言えば、われわれは金を稼ぐために
サービスを作っているのではなく、
よりよいサービスを作るために金を稼いでいる」
と宣言した。

--マーク・ザッカーバーグが宣言―「IPOなんかクソくらえ、Facebookはユーザー体験に集中する」

もはやSNSなくして私たちの生活は成り立たない、と
いえるくらいに、SNSはインフラと化した。
SNSだけでなく、携帯電話もインターネットも
現代的な「インフラ」を担うのは、民間企業だ。

*    *    *

今まで、生活インフラの大部分を担っていたのは
公共機関だった。
公共機関だからこそ、利潤追求に溺れずにパブリックな使命を
全うできる、という面があった。

しかし今やそれも怪しい。
公共機関が無条件にインフラを担う時代ではない。

東京電力(競争がないという点で実質的に公共機関だろう)
は、電力供給というインフラを担っているが
独占状態から来る慢心で、多くの利用者に損害を与えた。

また、学校などの教育機関も一種のインフラだが
市場に評価をまかせて、しょっちゅう学校が無くなったり
教育方針がコロコロ変わっては困る。

つまりインフラを供給する組織は
完全な独占状態でもいけないし、
市場評価に左右されすぎてもマズイ。

*     *     *


いっぽう、今の新しいトレンドとして
FaceBookなどの民間企業が、強い使命感を
持ってインフラを担っている「公共化」の流れがある。

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●公共機関→「民営化」すべきという流れ
●民間企業→実質的に「公共化」していく流れ
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という違う方向の流れが、
同じ時代に、どちらも正しい流れとして語られている。

どちらかに軍配を上げる、という問題ではないが
ダイナミックで面白いナと思った。



ヤトミックカフェ
矢透泰文が主催するコンテンツサイト。
コーヒーは出しませんが、楽しい読みものをサーブ。
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Think and Listen. yatomic_Cafe 2012

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