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2011年4月

2011年4月28日 (木)

アイデアを形にして伝える技術(2)

アイデアを形にして伝える技術 (講談社現代新書)


斬新なアイデアを生み出すための
「仕組み化」の方法論を述べた本である。
具体的かつわかりやすい。

この方法論を使えば、
読むもの、見るもの、聞くものすべてが
インプット=データベースとなり
アウトプット=アイデアに貢献する。

やっぱり生きているからには
少しでも自分なりのアイデアを
世の中にひねり出していきたい。

つづいて、第2部の要約です。

第2部 アウトプットの技術

第4章 型の効用

「企画書」と「レポート」というアウトプットを
どう効率的に生み出すか?

それには先人が築き上げてきた「型」を使うとよい。
「型」というと、ややマイナスのイメージがあるが、
アウトプットが速くなるし、自分で1から考えるよりも
内容に過不足がなくなる。

以下は、アウトプットを生み出す手順である。
順番に何度も繰り返すことで、アウトプットの
レベルが高まっていく。

1.型を理解し全体像をイメージする

例えば企画書の型は以下のようなものがある
1.目的/目標
2.現状分析/課題抽出
3.戦略/戦術
4.工程表/予算

2.マンダラートを利用しツリー構造を作る

マンダラートとはアイデア発想ツールの一つで
9つのセルの中心にテーマを書き、その周辺の
8つのセルに関連する情報を埋めていく。

さらに8つのセルに書きこまれた情報を
今度は中心に持ってきてあらたなマンダラートを
作成する。

これを繰り返すことで自分の中の情報を
吐き出して、情報を構造化していく。

これ以上でないところまで情報を出したら
出来上がった全体像をリライトする

3.データベースを活用してリライトする

2.で自分の中の情報を吐き出して構造化したら
第1部で述べた「データベース」にあたって、
正確性に磨きをかけ、具体的な情報を入れ込む

第5章 わかりやすく自分らしい文章術 は割愛


第6章 企画書を書く

企画書を書くために、良い企画書を
「名作ファイル」として集めておくのがおすすめ。
「名作ファイル」は、
「企画の型」と「デザイン見本」に分かれる。

■企画の型
→企画の骨格として使えるもの。以下の2つに分けておく。

・パーツ編
→役割分担表・スケジュール表など、型を流用して個別に使える

・物語編
→企画書の優れたエッセンスが学べるもの
どのような流れで読み手を説得できるのか

■デザイン見本
→図解のヒントになるチャート、グラフなど、
企画書の盛り付け例のようなもの。

ただし!
企画書を作るときは、すでにある企画書のパクリ
(=主張まで同じ)ではダメ。

企画書には、新しいアイデアがなければいけない。
新しいアイデアと、必要項目に沿って秩序だてて書く(型)
という2つの側面が必要。





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2011年4月26日 (火)

アイデアを形にして伝える技術(1)

アイデアを形にして伝える技術 (講談社現代新書)


この本は、斬新なアイデアをどう生み出すか、
という問題に対して、アイデアがあふれてくる
「仕組み化」の方法論を述べた本である。

以下、第1部の要約です。

第1部 インプットの技術

第1章 「現場の情報」力
プランニングをおこなうときは、まず現場に赴く。
これを「フィールドワーク」という。

フィールドワークは
「発見」と「検証」のプロセスに分かれる。

以下は「仮説発見」のプロセスである。

0.現場で、当事者にインタビューなど
 →情報が集まったら、以下の流れで仮説を生み出していく。

1.カテゴリーネーミング
 →似た情報を集めてそのカテゴリに名前を付ける

2.コネクティング
 →異なる情報をくっつけてみる

3.トヨタの5W1H
 →「WHY」(原因)を5回繰り返して
 「HOW」(どうやって?)を考える


第2章「情報を集める技術・読む技術」

第1章で扱った現場(1次情報)の情報に、
確証性を足すために2次情報(本・ウェブ)に当たる。

情報を得るために、効率的に本を読むときの
ステップは3段階。

1.目次を読む

2.フラグを立てる
 →重要な記述がありそうな箇所に見当をつける

3.2でフラグを立てたところを熟読する。
 →アイディアや仮説を余白に書き込んでいく

他にも、ウェブ/画像/論文などの
情報の当たり方について説明


第3章 データベース構築とアイデア発想

1章と2章で収集した情報からデータベースを
構築していくときは、以下の手順で行う。

1.情報収集

2.概念化(KJ法)
 →似ている情報を集めて名前を付ける

3.文脈化
 →情報の断片を並び替えて、情報を物語化する

データベース構築には
Evernote、Dropbox、FaceBookなど
クラウドサービスを使うとよい。


▼アイデア発想の基本概念
アイデアは、以下の2つの側面からアプローチして
磨き上げていく。

「マーケティング的アプローチ」
→トレンド・顧客分析から時代のニーズをとらえる
これは常に変化していくものである。

「工学的アプローチ」
→要素・構造・機能のどれかを変更することで
プロダクトを新しいものに変更する考え方。
これらは三位一体で、どれか一つを変更すると
まったく新しいものになる。


この最後の両面からのアプローチが、
イマイチ理解できなかったが、以上でインプット篇は完了。

つづいて、インプットした情報をいかに
アウトプットするか、についての章に入る。






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