誰に投票するかを決める3つのステップ
都知事選が4月10日に迫っている。
この自粛ムードの中、十分な選挙戦が
展開できるかは疑問で、結局は現職有利に
なるのではないかと疑問の声が上がっている。
選挙にあたって、僕らは貴重な一票を
しっかりと投票すべきである。
政治家たちは、票が見込めない層には
利益を分配しようとしない。優先度が低くなる。
自分の利益を守るためにも、しっかりと
投票したい。
しかし、投票に行くのはいいとして、
誰に票を入れるべきか?
そこで、誰に票を入れたらいいのかについて
3つのステップで考えてはどうか、という
考え方を考えてみた。
1.候補者自身の公約を見てみる
自分の利益に反する公約を掲げていないか。
あるいは、考え方・主張に、相容れないものを
持っていないか。
2.候補者と議会のパワーバランスを見る
公約を実現するには議会を通さなければいけない。
従って、物事が進むかどうかは、
首長と議会との関係がものをいう。
と、考えたとき、
▼
A.候補者が議会の大きな派閥に属している場合
当選した場合、多大な権力を振るうことが予想される。
公約が実現される可能性が高いが、今までの実績を見て
・本当に公約を守っているのか
・自分の利益に反することをやっていないか
などを確認したい。
B.所属する派閥が小さい/どの派閥にも属してない場合
議会と首長とのあいだで議論や調整が多く発生しそうだ。
でも、議会の本質は、話し合いにあるから、それはそれで
健全な姿といえる。
そこで問題になるのが、首長自身の「議論への適性」だろう。
3.なので、候補者の人間性/実績を見てみる。
良い面と、悪い面を見て、最終的に投票先を絞る。
▼
a.議論・調整がうまそう/でも言葉で丸め込むタイプだ
b.議論・調整が下手そう/でも誠実そうに見える
などなど、選択肢が絞られると思う。
全てがこの考え方でいけるとは思えないが、選び方の
考え方の一端として、書いてみた。
ヤトミックカフェ
矢透泰文が主催するコンテンツサイト。
コーヒーは出しませんが、楽しい読みものをサーブ。
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